日本で大変有名なアーティスト、西本剛己さんがニューヨークにいらっしゃいました!
2019年からお問い合わせを頂いていたのですが、コロナで渡米が長引き、昨年(2021年)無事にブルックリンのサンセットパークに入居されました。
6ヶ月間の短期間ではありましたが、物件の近くにスタジオも借りて、半年間ニューヨークで作品造りに没頭されたそうです。
そして完成されたとの連絡を受け、作品を観に行ってきました🚗
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西本剛己さん
1961年東京生まれ
筑波大学大学院をご卒業後、アーティストとして活躍され、数々の個展を成功され、現在明星大学の教授もされています。
現代美術と空間デザインが専門分野。2005年の「愛・地球博」では、日本館代表のアーティスト、2017年には帝国ホテルに69坪にも渡る空間デザイン『インペリアル・タイムズ』を設計されロビーに展示されたそうです。
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ご自分の足をデッサンされて作品に、何十時間もかかったであろう聖書のアート、その前にあるまるで浮いているようなベッド、そしてニューヨークの家には欠かせないヒーター。
ダイナミックな少し寂しくもなり怖さも感じるアート。。
西本さんにこの作品について聞いてみました。
「今回のNY(ブルックリン)滞在で、最新のオシャレスポットのすぐ近くに車のスクラップ場や鶏肉店(鶏の屠殺場)が連なるといった、東京にもないほど関係性の理解が不可能な店が連続している街並みが、私に強いインスピレーションを与えました。
私の作品は、文学に例えるならば「小説」ではなく「詩」のようなものです。
詩とは、日常の会話とは異なる意外な言葉の組み合わせによって生成されるイマジネーションの世界です。
「無関係性の関係」という、私のアート作品のテーマが新たなかたちで刺激されました。
でも現代の美術には、かつてのギリシャ彫刻や、ルネッサンス時代のダヴィンチやミケランジェロの作品のような壮大さが、私にはどうも感じられません。そうしたものの復権を兼ね備え、人々に「Awe(畏怖の気持ち)」を呼び起こすような作品制作に挑戦しています。」
西本さんから二冊の本を頂きました。
“1989−2012 works”
“SPACE DESIGN”
この本に載っている広大なスケールの空間デザイン、店舗デザイン、ディスプレイデザインは圧巻としか言えない。。
彼のインスピレーションからの考察能力、表現力、そしてその行動力。。。
そんな西本剛己さん、優しくて穏やかで話していてもとても楽しくて、とにかくこんな個性あふれたアートを作ってしまう別世界の方とは思えない気さくな方。。
奥様もとても美しく優しい方で、これからも長くお付き合い頂けることを願ってます❣️
日本での個展、必ず観に行きます👍
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