私達夫婦は大家として、コロナ直前から何かと難癖をつけては家賃不払いをするようになった性質の悪いテナントを抱えてしまっていました。裁判を通じて法的に解決を試みるものの、折悪くコロナ禍の下、NY市に厚く保護されているテナントに出て行ってもらうことは容易ではなく、一方で家賃収入を絶たれ、物件の維持費は出て行くばかり。心身共に疲れ果て、(いっそのことテナントごと賃貸物件を売却してしまいたい)と思い詰めていた頃に山崎さんと出会いました。
山崎さんは私達の状況を理解すると、持ち前の正義感の強さもあって同情に留まらず、一緒に闘いましょう!とタグを組んで下さることになりました。そして、英語が得意ではない私達に同伴して弁護士事務所での打ち合わせに赴いたり、腹立たしさのあまりテナントと接触したくない私達の気持ちを汲んで代理で連絡役に当たって下さったりしました。
こうしたことは当然不動産売却の業務外です。こんなネガティブな問題に付き合ってくれるエージェントなんて他に居ません。それでも、山崎さんはいつも親身に一緒に難問に向き合い、対策を考え、私達の意向に沿うよう迅速に対応して下さいました。精神的に辛い状況が続く中、明るく前向きな山崎さんにどんなに助けられたことか。
その後も色々と経緯がありましたが、コロナ禍がほぼ明けた今年の春、二年越しで無事このテナントに出て行ってもらうことが叶い、ほどなくして賃貸物件を売却することが出来ました。この間、山崎さんには、私達と苦楽を共にして下さり、大変お世話になりましたこと、心より感謝しております。
信頼出来る不動産エージェントしてお薦めします。
在クイーンズ、大家